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■禁断のリーチの結末は!? | ||
東2局、斉藤プロはこんな配牌から、 |
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ドラ |
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うまくメンツ手にまとめて、テンパイ一番乗り。 |
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じつは、親のうさゆきだるまさんはその前から、タンヤオ・チートイ・ドラ2という恐ろしい手牌でダマテンしてましたが、その当たり牌のを絶対に出ない形で使い切っています。 | ||
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は当たりではありませんでしたが、まるで相手の手牌をほぼ読み切っているかのような斉藤プロの対応です。こうしてこの局は流局しました。 | ||
●牌図5 |
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東4局、斉藤プロは牌図5の手牌からを切ります。このとき場にはが2枚切られていましたから、そちらを先に切るのが普通でしょう。こういうところを年配プロは「あいつの麻雀は雑すぎる」と論評したりするのですが、そんなことはどうでもいいのでしょう、斉藤プロにとっては。 | ||
●牌図6 |
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しかし斉藤プロは浮かない顔。「ピンフのみのリーチなんて今年初めてですよ」とのこと。「安い男にだけはなりたくないってのがオレの原点なんスけど」といってます。 | ||
ドラ |
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やを切らないところに余裕が感じられます。そして2巡目にをツモると今度は切り。おそらくのみという安い男にはなりたくないんでしょう。その意識が実って、こんな手牌に育ちます。 | ||
ドラ |
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そしてテンパイから一発で(リーチはしてませんが)をツモって4000オール。余裕のよっちゃんで逆転です。 | ||
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ここらへんはセオリックです。ここにドラが1枚でもあったら話は違いますが、安くレンチャンするのは逆転されるチャンスを増やすだけ。そんなセオリーをしっかり守っています。「オレってじつはセオリックなんスよ」と本人がいうとおりです。 | ||
ドラ |
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こんな手牌に組み換えて、14巡目、リーチをかけました。トップ目で禁断の役ありリーチです。 | ||
ドラ |
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このときのリーチ宣言牌を、うさゆきだるまさんがポンしてこんなテンパイ。 | ||
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いったんドラ1で不本意なテンパイを取っていたうさゆきだるまさん。ドラのを引いてテンパイを崩し、トイトイを狙ったところ、絶好のテンパイとなったのです。そして見事にをツモって3000点・6000点。 |
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