ドラ
5巡目、ここから横山さんがを切ると、下家の親・みどりんごさんがドラ入りのでチーしました。横山さんはこの鳴きを見て、次巡は本来なら切りたいを切らずにを切り出していきます(牌図3)。
牌図3
横山「こういう鳴きって、もう1枚ドラを持ってることが多いと思うんですよ。それに刺さっちゃうと嫌なんで慎重に打とうかと」 このガードの固さこそ節約麻雀の証です。親の5800点は馬鹿にできる手ではないですから、ここで気楽に不要牌を切り出さないようになって、初めてかなりのアベレージを残せるようになると思うのです。こういっちゃ何ですけど、プロでもここで慎重な打牌ができる人は少ないように思います。 こうして横山さんは自分を助けてくれたナイトにシビアな対応をして、そのあとトップ目のパチスロ王さんからリーチが入りましたが、ナイトはリーチしたパチスロ王さんから5800点をロンアガリしました。横山さんの読み通りドラ2枚のクイタンで、トップ目を引きずり落としてくれたわけです。
ロン チー ドラ
横山「この人、やっぱりわたしのこと好きなんだ〜(笑)」 後日、みどりんごさんに聞いてみました。 ハカセ「横山さんがわたしのこと好きなのかなあ? といってましたけど」 みどりんご「にゃはははは。お見通しの通りです」 意識して横山さんに味方したわけもないでしょうが、若いオスの本能か、みどりんごさんは展開の上でお姫様を守るナイトとなっていたのでした。
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