4/10 |
■親番の前と後 |
次局東1局3本場には、東風の虎氏が高そうなリーチをかけてきました。そんな状況下で、岸本プロはをポンしてのみのツモアガリ。リーチ棒と積み場を合わせて3500点の収入です。こういった収入が増えるのはまっすぐ打法のプラス面でしょう。 |
ツモ ドラ |
7巡目、こんな手牌からタンヤオに向かう切り。棒テン即リーを考えるなら安全牌のを切っておくべきですが、ドラそばのやをチーすることまで考えたらのアタマは不要になります。スピードアップと得点アップを兼ね備えた切りは、まさにこの一手でしょう。
|
ドラ |
次巡をツモって切り。いつもの入った麻雀を打っている人はをツモ切りしてしまいそうですが、ここでは678三色の可能性を見て切りが正解でしょう。期待がさらに高まってきました。
|
ツモ ドラ |
しかしこの局は、へいちゃん氏のダマテンに2600点の振り込みで終了。このときリーチされていても一発で振り込んでいたはずですから、東1局1本場と同じように相手のダマテンに助けられているのです。
|
ドラ |
残り局数が少なくなったので、メンゼンでテンパイしてリーチをかけたいのですね。さらに次巡に切られたも黙って見送ります。けれどもそのまた翌巡に切られたはさすがにもう見送りませんでした。これはポンしてテンパイ取りです。 |
ポン ドラ |
これでは点数が不十分ですから、ここにかが出てきたらきっと大明カンしたことでしょう(岸本プロの大明カンといえば知り合いの間では有名です)。しかし手牌は別な方向に進み、ここに出てきたをポンして結局トイトイになったのでした。
|
ポン ポン ドラ |
これが実れば……と思うところですが、ここでも東風の虎氏が1300点をアガってこの局も終了。岸本プロ、またも空振りです。
|
←BACK | 1・2・3・4・5・6・7・8・9・10 | NEXT→ |
Copyright(C) 2003 IS-Japan Inc. All Rights Reserved